前回は秋の風物「ススキ」を題材にしましたが、今回は初秋を代表する花がテーマです。その強い赤色が印象的で被写体としても人気のある彼岸花をごらんください。



今回は秋の花、彼岸花がテーマです。近所の田圃に出かけて撮影したものです。

設定は、いつものようにプログラムモードでホワイトバランスはオートです。「彩度」と「コントラスト」を+1にし、露出はアンダー寄りで、色が濃くでるように撮りました(使用カメラ:C-750UZ)。





光があたってる彼岸花に露出を合わせ、”赤と黒のイメージ”で撮りました。そのイメージに合うまで露出を補正したものです。

結果的に左の写真が−2、右が−1.3補正しています。モニター(レックビュー機能をオン)でチェックしながら撮影しました。


結果的に補正値-1.3にして撮りました。

どれくらい補正するかはじめから数字を決めてかからず、気に入る写真が撮れるまで補正を調整して撮影をくりかえします。ただ露出をプラスに撮るか、マイナスに撮るか、その方向性だけは事前に考えて撮ります。



-0.3補正しています。これはAbbeyが景色や静物を撮るときの、標準補正値です。



-1.3です。彼岸花に逆光の光が当たっていました。
こちらは+-0。撮影現場では相当プラスにしたように思いました。というのもこの日はマイナス補正の写真ばかり撮ってましたからネ。
 

今回の写真は全般的に露出をマイナスにして、色が濃く、ちょっとしつこい感じの写真を狙ったわけです。自分の感じたものを人に伝えるためには、露出補正は欠かせないものといえます。



Q: おさらいですが、「コントラスト」はプラスすることで色の明暗差が強調され、よりメリハリのある写真に仕上がるわけですね。一方「彩度」というのはビギナーにはちょっと感覚的につかみにくいのですが、設定を変えると仕上がりにどのような影響があるのでしょうか?
A: 色がより鮮やかになる、と考えてください。
 

「彩度」と「コントラスト」をプラスして花の赤をより鮮やかに撮る。また露出をマイナス側にして、よりコクのある写真にする。いずれも彼岸花の鮮やかな赤を、より印象的に撮るためのセッティングといえますね?

  そうです。ただカメラによっては「彩度」や「コントラスト」の設定がないものもあります。
   
Q: 今回はかなりマイナス補正してますね。自分の狙った仕上がりになるまで、補正を調整して撮影をくり返すということですか。
A: そうです。一枚撮影するごとにレックビューという機能で確認しながら撮影していきます。
  レックビューというのは、撮影後すぐに撮った画像を液晶モニターに(数秒間)表示させる機能ですね。
  そうです。これで撮影後すぐに撮った画像の仕上がりを確認できます。今回使ったカメラは「液晶ビューファインダー」なので、いちいちファインダーから目をはなさずに確認することができます。再生モードに切り替えての確認は、そのたびに撮影が中断されるので撮影意欲がなくなってしまいます。
  「液晶ビューファインダー」は、ファインダー内に液晶モニターが組み込まれているタイプのものですね。ファインダーをのぞいてシャッターをきると、すぐにファインダー内のモニターに撮像を表示させることができる。そのまま撮影する体勢で確認できるので撮影に集中できるというわけですね。

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