モデルのナナちゃんを連れて、屋外撮影に出かけたAbbeyさん。時に超広角コンバージョンレンズを取り付け、モデルの魅力を気の向くままに撮りました。今回は広角レンズならではの特徴を生かした、屋外でのポートレート撮影がテーマです。



今回は少女ナナの魅力を、気の向くままに撮ってみました。使ったカメラは、広角寄りのズームレンズ(35mm換算28〜85mm相当*)が付いているCOOLPIX5000です。いつものように撮影モードはプログラムオート、測光方式は分割測光です。

*ほとんどのコンパクトデジカメのズームレンズは、最広角側で35mm前後(35mm換算)の画角で、“広角”と言うにはやや物足りないところです。





広角で撮ると、近くにあるものが極端に大きく写ります。見た目以上に遠近感が強調されるので、前後の関係に気を配ります。

広角のもうひとつの特徴は、ピントの合う範囲が広い(深い)ところです。このように動いているところを撮っても、ピントを心配する必要はありません。
下から撮ると、こんなに身長が伸びたように写すことができます








緑の芝生の上でそのまま撮ると、人の肌まで緑がかった“グリーンかぶり”の写真になりがちです。レフ板を敷いてそれを防ぎました。
実は最初の写真も、レフを使って人肌が自然な色になるようにしています


白色の廃船を、レフ板代わりに使って撮影しました







超広角レンズを取り付けなくても、フレーミングによっては、このような写真が撮れます


橋の下での撮影。屋外でのポートレートは、左右の光量差があるこのような所をえらぶとよいでしょう。立体感や質感がよくでるからです



同じ場所です。このような良い光の下にモデルを連れて行くことが、きれいに撮るコツです



撮影を意識せず、気ままに動き回る少女




Q: 広角レンズ(ズームの広角側)の特徴をおさらいすると
・近くにあるものが極端に大きく写る(遠近感が強調される)
・ピントの合う範囲が深い。絞り込む(絞り値→大)とその傾向が増す
・撮り方によってはゆがみが目立つ
このほかに何か特徴はありますか?
光を思わぬ所から拾いやすく、暗部がつぶれやすいこと。 +0.3ぐらい補正するとちょうど良くなるようです。
  より広い範囲が写りこむために、そのぶんややマイナスよりに自動補正されてしまい、暗部がつぶれやすくなるということですね。
  そうです。
Q: ナナちゃんがレフ板の上に乗った写真がありますね。レフ板をもってくれる人がいないときは、今回のように下に敷いて使うのですか?
それこそ適当です。何かに立てかけたり足で支えたり、モデルに持たせたり・・・。
  (笑)
Q: 広角19mm相当だと、撮り方によってはゆがみが目立つのではないかと思いますが、その辺りで気を付けることはありますか?
手前にガラス面があってそれにぴったり張り付いたような感じで撮ると、広角の嫌みがなく撮れます。レンズからの距離をすべて同じにするような気持ちで撮ります。意図的にゆがみを強調するときは、そうはしませんが。
  レンズ中央(芯)部分をまっすぐに被写体に向けるような感じ、あるいは受光面(CCD面)を被写体に平行にして撮る感じですか。
  そうです。

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