まず下の写真をご覧ください。実はバックと少女は別々に撮影して合成したものです。



下の2枚の写真が元になったものです。編集ソフト上での手順は、まず2つの画像ファイルを開き、[移動ツール]を使って左の画像の上に右の画像をドラッグしてかさねます。

 ●素材として使った写真    
 

その後、[消しゴムツール]を使ってまわりのいらない部分を消していきます。

最後に画像を統合して完成です。合成写真用に準備する素材写真を選ぶときの注意点は、

・できるだけ同じような光線状態で撮影した写真であること
・画角、アングルも同じようなものであること

編集ソフトを使って、合成時に多少の色調整等はできますが、余計な手間をかけずに簡単にできるに越したことはありませんからね。





この作例は下の2枚の写真を合成したものです。最初の作例のような手順で合成後、編集ソフトのフィルター機能のなかから[ぼかし]を選んで効果を加えました。

●素材写真    
 

合成の方法は、一般的には、一方の画像を切り抜いて、はめこみたい画像の上に移動させます。この写真の場合なら、少女を切り抜いてバックの写真の上にかさねます。Abbeyはめんどくさがりやなので切り抜かずにそのまま移動ツールを使って2枚の画像をかさねます。それから少女のまわりを[消しゴムツール]を使って消しました。

簡単な合成なら、こんな方法で気楽にできますよ。




「ソフトフィルターで撮影したような・・・」とありますが、編集ソフトの[ぼかし]はソフトフォーカス用のフィルターを装着して撮ったのと同様の効果を得ることができますか?
編集ソフトなら、ぼかしの強さ、ぼかしたい部分の選択など自由にできますので、いまはハードフィルターは使いません。でも高級なソフトフォーカス用のフィルターには、独特の良さ(味)のあるものがあり、そのまねができない悩みもあります。その研究はつねに心がけています。
合成写真を作るとき、切り抜くにしても今回のようにかさねて消していくにしても、境界をうまく処理しないと不自然になると思うのですが、この辺りの処理は具体的にどのようにしているのでしょうか?
[消しゴムツール]で消す場合には、最初は大きめの円形ブラシを使い、荒消しして、だんだん小さいものに変えて、境界がわからないように消します。角など円形ブラシで消しにくい部分は、特殊な型をしたブラシを使うこともあります。今回は円形ブラシを3回変えただけで消し終わりました。時間にして1枚の加工は10分〜15分ぐらいでした。