デジカメに内蔵されているストロボ。ちょっとした記念写真ならともかく、屋内で雰囲気のあるポートレートを撮るには、少々力不足なこともあります。今回のポートレートでは、コードレスの外部ストロボと意外なアイテムを使ってライティングにくふうしをこらしました。

 


photo3今回はモデルのあやさんの「顔」とその表情を主題にして撮ってみました。撮影場所は自宅地下のAbbey'sスタジオ。といっても物置部屋のスタジオです。ライティング用の光源に使ったのはコードレスのスレーブストロボ数灯のみです。とくにポーズの要求はせず、会話しながら自由に動いてもらったり、時々動きを止めてもらいながら撮影しました(使用カメラ:COOLPIX5700、画像補正:色補正を少々)。




上からの撮影。ちょっとセクシーな表情でした。


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Abbeyは、ストロボを使って撮影するときには、ISO感度100で、絞り値f4.0以上になるように光量を調整します。シャッタースピードは通常1/30〜1/125で撮影します。ストロボには半透明のビニール袋などをかぶせ、ディフューズします。色付けした光を使うときは、色の付いたビニール袋をかぶせます。一連の写真はそんな仕掛けのもとで撮影したものです。




photo4 撮影で心がけているのは、タイミングよくたくさん撮ること。最高画質でちまちま撮るよりも、普通画質でどんどんシャッターを切ったほうが良い写真にめぐりあう確率が高いと思うので、Abbeyはそうしています。もっとも使うカメラの性能によっても違ってきます。今回の写真はそうして撮ったということです。



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カゴのなかには赤い光源のストロボが入っています。
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赤と青のストロボがおもしろい光を作ってくれました。



Q: photo9今回使った外部ストロボは、コードレスのスレーブストロボですね。カメラ側の内蔵ストロボも発光しているのでしょうか?


A:

スレーブストロボ(ヒカル小町)はカメラの内蔵ストロボに同調して光ります。内蔵ストロボ自体の光は、光量設定を-2.0と弱めにしたので、ほとんどわかりません。

 

*スレーブストロボ= カメラの内蔵ストロボの発光に合わせて発光するワイヤレスのストロボ。外部ストロボ用の接続端子がついていないデジカメで外部ストロボを使いたいときや、複数の光源を使ってちょっと凝ったライティングをしたいときなどに補助灯として使うと便利。 注)プリ発光するような機種には、スレーブストロボが使えないものもあります。購入を検討する場合はかならず対応機種を確認しましょう。

Q: カラーの光はストロボに色付きのビニール袋をかぶせたもの、とありますが、具体的にどのようなものですか?

A: ディフューズするためにストロボにビニール袋をかぶせます。買い物を入れる半透明の色付きのビニール袋をとっておいて使います。

  *ディフューズ=ストロボを使うとき、やわらかい光をつくりだすために、 光を直接被写体に当てず、トレーシングペーパーや薄い白布、専用カバー、あるいは今回のようなアイテムを使って光を間接的にあてること。

Q: バックにストロボを置いたのは、どんな目的のためなのでしょう。

A: 影消しや人物を浮き立たせるために使います。普通、背景の影を消す目的ならカベ側に、人物を浮き立たせたいときには被写体側にストロボのヘッドを向けます。

Q:

画質設定を「最高(HI)」ではなく「普通(NOMAL)」にしてたくさん撮ったほうが良い…、とありますが。

A: 「最高画質」設定にしてもレスポンスよくどんどん撮ることができるカメラだったら、私もそうします。カメラの使い方は人によって違いますし、あくまで私流の撮影法です。

  より高画質設定で撮影するほど、データの処理・保存に時間がかかり、ふたたび撮影できるようになるまでの時間も余計にかかります。カメラによってその程度は違いますが、今回の撮影では1枚1枚の画質にことさらこだわらず、テンポ良く撮ってシャッターチャンスをたくさんつくることを心がけたということです。
  Abbey's デジカメ日記
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