このコーナーは、大分在住、悠々自適?のカメラマン、Abbeyさんから届く撮れたての写真と解説を定期的にアップしています。2003年最初の写真塾は回をかさねて44回目となりました。

塾とは称していますが、風景からポートレートまで毎回Abbeyさんが気の向くままにテーマを決めています。フォトコンテストの受賞歴も豊富なベテランカメラマンが撮ったデジタルフォトが、みなさんの“デジフォトライフ”の参考になれば幸いです。
 


南国大分もここ数日間寒波に襲われ、山間部では雪が降りました。雪景色を見たいといった期待もあり、ローカル線に乗り込んで湯布院まで出かけることにしました。今回はそんなカメラ散策でAbbeyが見つけた写真をごらんください。

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まずは出発前の大分駅で。待ち時間に向こうのホームで見かけた光景です。
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列車のドアが開いた瞬間、赤い色の調和がすてきだと思いました。なんとなくきれいだと感じたり、めずらしいと思ったりしたら、即シャッターを切ることにしています。


今回乗り込んだイエロートレイン。ここでは乗り込もうとする人の動きをよく見て、一瞬のチャンスをねらいました。
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乗り換えのため途中駅で下車して、つぎにやって来る列車を待ちました。今乗ってきた列車が、ホームのバックミラーの中で宙に浮いているように見え、不思議な光景でした(豊後国分駅にて)。
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これから乗り込む由布院行きの車両です。
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トンネルの中で線路が光って見えました。

終着駅に近づいたところで、まばらですが期待していた残雪を見かけました。

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終着の由布院駅を降りると、シンボルの由布岳が正面に大きくそびえ立っていました。ズームを少し望遠寄りにして大きさを強調しました。
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JR九州が誇る「ゆふいんの森号」。博多-由布院-大分・別府間を走る特急列車です。ちなみに「湯布院」は、由布院町と湯平町が合併してできた新町名です。駅名は今も由布院です。




Q: いずれも初春らしい光に満ちたきれいな写真だと思いますが、設定はいつものようにプログラムオートによる、ストレート写真なのでしょうか?

A: 前半の写真は朝10時ぐらいまでの光線状態の良い時間帯に撮ったものです。すべてプログラムオートで撮影し、レタッチでコントラストを少しだけ上げています。ほかの設定はつぎのとおりです。 測光方式:中央部重点測光 / ISO感度:100 / 露出補正:なし / ストロボ:未使用

Q: トンネルの写真は印象的ですね。ほかの写真と違って動いている列車のなかからの撮影ですが、撮影モードはやはりオートでしょうか?

A: オートで撮ってみました、結果的にはシャッタースピード1/8秒、絞りがf2.8という設定で撮れていました。これもコントラストを少し上げただけです。

Q: 露出補正やピント合わせはどのようにされたのでしょうか?ちょっとレタッチでぼかしを入れているようにも見えますが…

A: 露出補正はしていません。ぼかしも入れてません。適当にぶれたのです。今回使ったカメラは、元々こんなに動いてるところではピントが合いにくいのですが、かまわずそのまま撮りました。

「エッジ」や「彩度」の設定は、常時「弱め」に設定しています。基本的にあとで色補正することを前提に撮影しています。

デジタルカメラの場合、機種によっては撮影時にシャープさやコントラストなどの強弱を調整できる機能がついています。たとえば「シャープネス」や「エッジ」の設定をより強くして撮ったほうが、よりメリハリのある画像として記録できます。ただし、あとからソフト上で補正や加工をする場合、シャープな画像ほど補正による画像の荒れが目立ってしまいがちです。 Abbeyさんの場合、あとからレタッチすることを前提に、あらかじめソフトめな画像(弱めの設定)で撮影したということです。

   
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