子どもの成長の節目を写真として記録しておく。静止画より動画のほうがリアルということでビデオカメラで記録している方も多いでしょう。デジカメに動画機能が付いているものもありますが、動画撮影をメインとしたビデオカメラにくらべれば、画質や撮影時間などおおむね付加的な機能と言わざるをえません。
動画で切れ目なく記録するのもよいでしょうが、子どもの一連のしぐさを単写でどんどん撮影し、きれいに撮れたお気に入りのショットだけをえらんでスライドショーのようにして見る(見せる)。
今回Abbeyさんはそんな撮影意図をもって絵本に興じる舞ちゃんを撮ってみました。

 
今回はちょっと趣向をかえて、ビデオのワンシーンを撮っている感じで、舞ちゃんを撮影してみました。写真は遊んでいる舞ちゃんを単写でどんどん撮っていき、30枚ほどの続きコマの中から選んだ8枚です。撮影モードはプログラムオート、露出時間と絞りは1/13秒・F3.2〜1/21・F4.0の範囲でした。使用カメラcoolpix5000。
舞ちゃんが声の出る英語の絵本を買ってもらって、はじめて開いて遊んでるシーンです。  

  距離が近いので、液晶ファインダーを見ながら撮影しました。


  顔がはっきり写り、手がぶれているような動きを感じる画像を意図したのですが、子どもの場合にはなかなかうまくいきません。


適度に動感がでるよう、シャッタースピードが1/20秒程度になるようにISO感度を200に設定して撮影しました。もちろんいつもの手持ち撮影ですが、テーブルにヒジをついてカメラをしっかり持って撮影しましたので、カメラぶれはほとんどありませんでした。 でも被写体である舞ちゃんが動くので、ぶれた写真がたくさんありました(笑)。


このような状況で、意図したような写真を撮る場合、他人には三脚を使い、シャッタースピード優先モードで、マニュアルフォーカスに設定して撮るように、たぶんすすめるでしょうね。

Abbeyはめんどくさがり屋ですので、自分が撮るときにはこんな方法で写すことが多々あります。


 

1/60秒より遅いシャッタースピードの場合、初心者にはぶれをさけるために三脚を使うようにすすめるのが一般的ですが、あまり杓子定規に考えず、状況に応じて三脚を使うか使わないを決めましょう。みなさんはいつまでも初心者ではないはずですから。三脚を使わずにうまく撮るのも、撮影法のひとつです。手持ちでうまく撮れれば、行動範囲が広がり、被写体を見る感覚もかわってくるはずです。

  Q:

「シャッタースピード(露出時間)が1/20秒程度になるようにISO感度を200に設定した・・・」とありますが、その理由をもう少しくわしく教えてください。

  A: 適度な動感がでるようなシャッタースピードということで1/20秒を目安にしました。この場所でオート設定で撮るには、ISO感度100では露出時間が1/20秒よりかなり遅くなるため、一段感度を上げて200にしました。

   
    オート撮影モードでも、感度をかえることでシャッタースピードをある程度コントロールできるのですね。撮影場所の光の加減や撮影意図によって感度設定を決めていけばいいのですね。

   
  Q: 「距離が近いので、液晶を見て撮影しま した・・・」とありますが、なぜ距離が近いと液晶ファインダーを見て撮ったほうが良いのですか?

   
  A: カメラにもよりますが、光学ファインダーをのぞいて撮る場合、「パララックス」と言って、実際に写る範囲と、ファインダーから見える範囲にずれがでます。このずれはとくに1メートル内から極端に大きくなるため、今回のように近い距離で撮るときは、ずれのない液晶モニターを見ながら撮ります。