今回はひさしぶりに花の撮影です。いまや日本じゅういたるところで見られるようになったコスモス。花期が6〜11月と比較的長いため年中咲いているようにも感じますが、別名アキザクラ(秋桜)と呼ばれいまの季節に似合う花ですね。今回Abbeyさんはコスモスの花を撮りに河川敷に出かけました。写真表現のひとつの手法である、背景をぼかし被写体を浮かび上がらせたもの、大胆にレタッチ加工した写真をごらんください。

 

 

10月の中旬、県南の弥生町でコスモス祭りが開催されました。会場は一面にコスモスの花が咲きみだれ、Abbeyは今年はじめてこんなにたくさんのコスモスを目にしました。最近は各地でコスモスを見ることができますね。みなさんもきっとこの花に一度はカメラを向けたことがあるのではないでしょうか。



会場の全景。河川敷(番匠川)がみごとなコスモス畑となっていました。  

  小さな橋を渡った先には、満開のコスモスが咲きみだれていました。


  今度はアップで撮ろうとしましたが、なかなか絵になりそうな花が見つかりません。

それでも根気よく観察すると“いま輝いてる花”がきっとあるはずです。  

どうにか見つけた一輪。背景がぼけるようなアングル、セッティングで撮りました。  


背景をぼかした写真を撮るには、背景に写りこむ風景と被写体となる花との距離があくようなアングルを選び、ズームを望遠側に設定して構図を決めて撮ります。するとデジカメでもこのように浮き上がったように写ります。

 

Q: 背景をボカすために、被写体と背景の距離をあけるズームの望遠側で撮る、 ということですね。もう1点、マニュアルモードがついているカメラの場合、ボケを強調するための設定として 「絞り」を開放寄り(小さい値)で撮る、というようなことは考えないのでしょうか?


  A: 銀塩(フイルム)カメラを使っていたころはそうしていました。でもデジカメの場合には、背景のボケを撮影時に完ぺきに作り上げてしまう、というような考え方はしなくなりました。ボカしたいという方向性だけを考えてオートでどんどん撮ってしまいます。撮影スタンスが変わったのですね。

   
    なるほど。撮影時に完ぺきに仕上げるのではなく、あとからレタッチソフトで調整すればよい。 撮影時は細かな設定を気にするよりどんどん撮っていくことをまず心がけている、ということですね。

   

 
ここは周りを山と川で囲まれた、長閑なコスモス畑です。

下の原画を撮影後にフォトレタッチ(画像加工)して遊んでみました。

この写真はあらかじめこのような加工を想定してわざとシルエット気味に(露出をマイナス補正)して撮りました。露出不足で黒くなった部分は、レタッチソフトのトーンカーブ機能でラインをW型にさせることで、このようになります。