今年の花火をもうご覧になりましたか? 近ごろは新作花火がどんどん登場して、年々色や形がきれいになっていますね。でも、きれいな花火を写真に収めるには一工夫しなければなりません。今回は花火撮影についてお話しします。
この写真のシャッタースピードは8秒、絞りはf11です。止まっているクルマは写っていますが、移動してるクルマの暗い車体部は露出不足で、光跡だけが写ります。露出設定がオーバー気味だとテールランプの赤い光は白とびして写ってしまいます。見たままの赤の光跡だけが残るように写すにはアンダー気味にするのがコツです。
私の場合、丸く開く花火は1/2秒で撮影しています。余分なものが写り込まないよう、開いた瞬間にシャッターがきれるようなタイミングでボタンを押します。
この写真は下の2枚の写真の合成です。レタッチソフト(フォトショップ6.0)の[レイヤー比較(明)]という機能を使い、仕上げました。明るい部分のみ合成されるので簡単に処理することができます。
この写真は、シャッタースピード1秒、絞りf4、ISO感度80で撮影しました。
右の写真は合成写真のように見えますが、実は1枚のストレート写真です。どんどんシャッターをきっているうちにタイミングよく撮れた“偶然の一枚”。そんな写真を見つけるのも花火撮影の楽しみです。
ちょっと望遠系のストレート写真です。この手の花火は暗いので、絞りは開け気味にして、f4ぐらいで撮ります。
2枚の写真を合成したものです。左上の大きい花火が合成です。白色の花火は明るいので絞り込みます。f11それでもややオーバー気味です。NDフィルターなどを装着してさらにアンダーにする工夫が必要だったかもしれません。