自分で撮った写真を自由に加工してユニークな作品に仕上げる。レタッチソフトを使えばこんなこともわりと簡単にできます。今回ごらんいただく作例はすべてレタッチソフトで加工しています。

今回の写真のなかには、元の写真をかなりアレンジしたものもあります。あらかじめレタッチすることを前提にした写真はどんなふうに撮ればよいのでしょうか。そのポイントを示しましょう。

加工の目的はあくまでも原画をもとにアレンジすること。余計な補正をしないで済むようしっかりとした構図で撮りましょう

背景についても同様。とはいえ加工によってバックの雰囲気はかなり変わるのであまり細部にまでこだわらずどんどん撮りましょう

「トーンカーブ」を使って加工する場合、同じ絵柄の写真でも露出の違いによって思わぬ効果の差がでるときがある。できれば意図的に露出オーバーやアンダーの写真も撮っておきましょう

加工のもとになった写真もあえて掲載しましたので、“使用前−使用後”を見くらべながらご鑑賞ください。
「より添う」というテーマで、主題にゆがみを加えました(Photoshop6.0の新機能[イメージ]--[ゆがみ]を使用)。
公園の駐車場での光景です。自転車に乗った子どものすぐ向こうに瓦屋根が見えて、ちょっとおもしろい構図でした。
レタッチソフトの[輪郭検出]というフィルター機能を使っての加工です。あらかじめカラーの原画を右のようにモノクロに変換してから処理しました。
「トーンカーブ」を使った加工。左のソース写真も加工前に原画を若干補正しています。
「トーンカーブ」を使っての加工です。
同様に「トーンカーブ」を使って加工(設定パターン)。写真が自分のイメージに近づくまで根気よく線をいじって調整します。
霞の中から見えてくるような効果を狙いました。