都心ではあまりお目にかかれなくなった赤い丸ポスト。でもまだまだ現役で活躍してるポストもあるのです。ここ別府温泉地区には特にたくさんの現役が点在しています。聞くところによると、新型ポストは温泉特有の硫黄に弱いそうで、このポストたちがいまも活躍中です。今回はちょっとレトロなポストが被写体です。
つぎの3枚の写真は、モデルさんとツーショットの赤丸ポスト君です。
いずれの写真とも、バックを幾何学的直線で構成しています。
右の写真では、モデルさんもポスト君も?何かを“考える人”、という感じに撮影してみました。
さて今度の写真は、バイクでやってきたおじさんを迎えるポスト君です。
左の写真は、原画(下)ではバックの線的要素のゆがみが気になりました。そこでレタッチソフト(Photoshop)を使って修正して仕上げます。
原画をレタッチソフトで修正しているところ。[回転]と[遠近法]といった画像変形機能を使い、表示されるハンドルを動かして変形し、バックの線が幾何学的に構成されるように修正します。
今度は、ちょっと離れたところから同じポストを眺めてみました。
温泉街の情緒豊かな場所に立っている赤丸ポスト君です。
オプションレンズを装着して24ミリの広角で撮影。ゆがみがかなり目立ったので、Photonickというレタッチソフトを使って修正しました。下は原画です。
*「Photonick」は田中康之氏作の画像加工ソフト(フリーソフト)です。
最後はポストの墓場です。何か哀れさを感じました。
今回ご覧いただいた写真は、すべて同じポストを撮ったものです。間近で見たり、あるいは距離を置いて眺めたりすることで、同じ被写体でもいろいろな写真を撮ることができます。要は撮る人自身の想像力とアイデア次第。そこが写真撮影のおもしろさでもあります。